2月1日 豊橋市の社協中部さんで「視覚障害者と共に」というテーマでセミナーをさせていただきました。
らくなーるは、「視覚障害者の働く場所づくり」のために5年前に設立された一般社団法人MTKの事業として訪問マッサージを行なっていて、マッサージ師はすべて視覚障害者です。
事業所へ伺って行う出前セミナーには、訪問マッサージや腰痛講座だけでなく、視覚障害者について知っていただくものもあります。
社協中部さんでは、今回初めてケアマネジャーさんの三城さんが視覚障害者についての研修の時間をとってくださり、15名ほどの方が参加してくださいました。
高齢の方だけでなく、視覚障害のある方のケアプランを作ったり、支援をしている事業所のみなさんには、是非知っていただきたい内容です。
この日は30分の時間をいただき、服部&山口が「視覚障害者といっても全盲の人は少なく、弱視の人の見え方は人それぞれ。見えない・見えにくいことで移動、情報、職業選択の三つが問題となること。それを解決するために外出支援や新聞・本などの音訳をするボランティアグループがあること」などをお話しました。
特に、見えない・見えにくい人と歩く時のガイドの仕方や、CDに録音された本や新聞の内容を聞くことができる「プレクストーク」という再生機、色を音声で確認できる機械は、実際に見ていただきたいものでした。見えない人でも色には歓心があるんですよ!
ガイドヘルプのボランティアグループ「かるがも」さんや音訳グループ「ピッチ」さんのことは、ほとんどの方がご存知ないようでした。
私たちがお伝えする情報が必要な方はごくわずかなのかもしれませんが、待っている方には貴重な情報だと思います。
見えない・見えにくい人、特に途中で視力が低下し困っている方をどう支えようかとお困りの方があったらお声掛けください
セミナーに参加してくださった社協中部のみなさん、ありがとうございました。