2月6日(金)の午後 豊橋市の石巻中学校で「福祉講演会」が行われ、鬼塚&ディープと服部が講師として1年生130名ほどと先生方にお話させていただきました。 石巻中学校は服部の住んでいる校区の中学校で、5年ほど前から毎年この時期にお話させていただいてきました。 今回は担当の先生より、盲導犬ユーザーの話を是非聞きたいということで、2人と1匹でうかがいました。
前半は服部が自己紹介しながら、「目が見えなくても仕事もできるし、日常生活も音や手触り・香りをたよりに生活できていること」などお話しました。 4年前に玉川小学校3年生だった生徒さんが中学1年生になっていて、福祉講演会という時間をいただいて再会できたことは何より嬉しかったです。 お話のまとめとして「ぐるんぱの幼稚園」を1人の生徒さんに手伝っていただいて読みました。 バリアフリー絵本になっていて、触って絵がわかるので目が見える子も見えない子もいっしょに楽しめます。 生徒さんがみんなに絵を見せてくれ、服部は点字ディスプレイを操作しながら点字で読んでいきます。 休み時間に生徒さんに絵本を触っていただきました。
後半は鬼塚&ディープが中途視覚障害者の立場でお話をさせていただきました。 人生の途中で目が見えなくなると、できないことが増えますが、ディープと出会ったことで、できることが増えていったこと、もっともっと盲導犬ユーザーが増えたら外に出られる人が増えること、それを知ってもらうためにいろいろなところでお話させていただいていることなど生徒さんは熱心に聴いてくださっていました。 ディープとのふれあいタイムは「たくさんなめてもらえた!!」とみんな大騒ぎでした。
今回は、鬼塚も服部もここ何年か福祉講演をさせていただいたことで、つながりと積み重ねを感じたひとときでした。 中学校への送迎を担当してくださった倉橋先生は、鬼塚とディープが豊岡中学へ福祉教室でうかがったときもいてくださり、この日の再会を喜んでくださいました。3年前に服部の話をきっかけに「障害について」というテーマで生徒さんと話し合いを続けてくださった根木先生は、休み時間に声を掛けてくださり、今回も話を聞いてくださいました。
生徒さんは福祉講演会の前に点字やガイドヘルプの体験、視覚障害者についての調べ学習などを済ませていたそうです。そのため、みなさん積極的に参加していただけてとてもいい時間が過ごせました。またどこかで会えたら是非声を掛けていただけたら嬉しいです。 お世話になったみなさん、ありがとうございました。