ブラインドテニスと防災訓練

パートナーの山口です。
視覚障害者のスポーツ、ブラインドテニスをご存知ですか?
視覚障害者の球技というと、床を転がすと思われがちですが、ブラインドテニスはネットを超えたボールを打ち返すものです。
全盲の人はスリーバウンド、弱視の人はツーバウンド以内で打ち返します。ルールは硬式テニスとほぼ同じです。

ブラインドテニス ボールには鈴が入っています

私たち(サークル名:鈴RUN)は、東新町にある豊橋市障害者福祉会館(さくらピア)の体育館で、毎月第1日曜日の9時からと第3土曜日の1時から練習しています。
上級者ともなると何種類かのカットサーブを使い分け、ラリーも続きます。
サポーターが少ないので、見学がてらお手伝いしてくれる方がいらっしゃればうれしいです。
もちろん、視覚障害者の参加は大歓迎です。

さくらピアでは施設を利用する障害者団体ごとに防災訓練をしていて、6月5日は私たちの訓練の日でした。
日ごろ使ったことのない非常口のトビラを開け、外に出て、北側にある公園に集合しました。
また、2階、3階を使用した時は非常口から外階段を使い公園に行くのですが、災害時は非常口に人が殺到することが考えられ、視覚障害者には危険なことも分かり、さくらピアを利用している時は一度体育館に入り、そこから外に出る方が安全ではないかと話し合いました。

防災訓練の様子
災害時は障害者も自らの身を守る手段を日頃から考え、行動しなくてはいけないと強く感じた貴重な体験でした。

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