1月11日(木) 豊橋のつつじヶ丘地域福祉センター2階研修室にて、社協東部地域包括&居宅のケアマネージャーさんにご参加いただき、らくなーるセミナーをさせていただきました。
ケアマネさんたちは、毎週木曜日の朝9時から連絡会をしているとのことで、その時間を使って「訪問医療マッサージの紹介とらくなーるで行なっている施術体験」というテーマで、主任の村松さんがセミナーの依頼をしてくださいました。
らくなーるの紹介と医療マッサージの仕組みについての説明の後、立った時の0ポジションの実験を2人一組で行ないましたが、やはり盛り上がりました。
社協東部さんでのセミナーはらくなーるが訪問を始めてから2回目ですが、おなじみの「姿勢の大事-0ポジションの実験」をご存知だったのは村松さんだけでした(ケアマネさんは異動があるので定期的にセミナーが必要です)。
0ポジションなら付加を掛けられても耐えることができるし、筋肉にねじれがないので痛みが少なく関節を動かすことができます。
体を0ポジションに整えることの大切さと下肢のリラクゼーションテクニックの体験を1名のケアマネさんに受けていただきました。
直後には「効果があまりわからなかった」とのことでしたが、セミナーが終わる頃には「施術を受けた右足が軽くなった」と言われていました。
さらに、今回のセミナーでも脳卒中や脳性麻痺の症状として見られる痙縮に効果がある上田法の1手技であるSP法(肩骨盤法)を片側のみ体験していただきました。
腰椎前彎で、上向きで寝ると床と腰の間に隙間ができたケアマネさんに、片側のみでしたがSP法を行なったところ、3分後に腰が床にぴったりついたので、驚いておられました。
「自分の担当の利用者さんが、訪問マッサージを使うとよいのでは?」と思ってくださったケアマネさんも何人かみえ、熱心に質問もしてくださいました。
麻痺や関節拘縮、関節の変形がある利用者さんの体を動かす技術が少しずつレベルアップしてきているらくなーるのマッサージ師たちです。
今後もみなさまのお役に立てるように活動していきます。
社協東部のケアマネのみなさん、ご参加ありがとうございました。
(服部)