サピエは視覚障害者のために、点字の本や音声録音した本を提供しているネットワークの図書館です。
音声録音の図書だけで約7万冊の本があり、毎週100冊以上が追加されています。
視覚障害者は無料で利用でき、現在約1万5千人が利用しているそうです。
DVDやパソコン・専用機器・スマホ・らくらくホンなどいろいろな方法で本を読む、正しくは「聞く」ことができます。
各地の朗読ボランティアの人たちが読んでくれた本がサピエに一括管理され、全国の視覚障害者が利用できるという素晴らしい仕組みです。
私も月に数冊ずつ利用しています。
でも全国に30万人といわれる視覚障害者のうち、利用しているのはたったの5%に過ぎません。
特に人生の中途で見えない、見えにくくなってしまった人たちにぜひ利用していただきたいと願っています。
もし皆様の近くにそんな方がいたら、このことを教えてあげてください。
私もあらゆる機会に「見えなくても読書をあきらめる必要はない」ことを訴えていきたいと思っています。
(鬼塚)
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