音声ガイドで楽しさup!

コロナウイルスもひと段落?した去る10月31日に
愛知県盲人福祉連合会(愛盲連)青年部の行事で名古屋市にある「リニア鉄道博物館」に出かけました。

 

参加者は最寄り駅のあおなみ線金城ふ頭駅に集合し博物館に入館しました。
館内では、JR東海で活躍をしていた蒸気機関車をはじめ、昭和から平成を彩った名車たち、そして東海道新幹線0系から現在の700系までが展示されているのを見学しました。

 

それから、次世代を担うリニア中央新幹線の試験車両の展示を見学した後、リニアの最高時速500㎞の走行体験をしました。
蒸気機関車の前で記念写真

 

今回の見学で皆さんに伝えたいことがあります。
それは、博物館の音声ガイドがあるということです。
スマートフォンを持っていれば館内のフリーWi-Fiに接続をしてメールアドレスで認証登録を済ませればあとは館内に設置されているQRコードを読み取って専用ページに入ってそこから音声ガイドを楽しむことができます。

 

 

その日実際に私も指示通りに手続きを行って自分のスマホから音声ガイドを聴くことができました。
スマホの操作も館内に展示されている車両の番号を選択するだけで
その車両の説明が始まるのでそんなに難しくはありませんでした。
晴眼者の方は車両の説明が書かれた掲示物を読むことができますが
私たち視覚障がい者はなかなか大変なことです。

 

 

一緒に行ったヘルパーさんや家族などに一つずつ読んでもらえばよいことなのですが、一つずつ全文を読んでもらうのも大変ですのでこの音声ガイドの機能はとてもありがたいサービスだなあと感じました。

スマホを持っていない方には館内専用の音声ガイドの操作機を貸していただくこともできるそうです。

 

博物館や水族館、動物園など説明書きの書かれた掲示板が読めなくてイマイチ楽しめないことが時々ありますが、今回のような音声ガイドを使わせていただければ自分の好きなときに説明を聴くこともでき楽しさがupすると感じました。

それから周りの人の手間も取らないと思うのでこのようなサービスがもっといろんなところで普及していただければいいなあと感じました。
(本部 中西)

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