花つれづれ7月  日光黄菅(ニッコウキスゲ)  花言葉・・日々あらたに 

ずい分と昔、JR・・かつての国鉄の旅行キャンペーンに「ディスカバージャパン」というキャッチフレーズがあり話題になりました。(何となく思い出した方もいるでしょう)   その時の大きなポスターに至仏山をバックにした尾瀬ヶ原のニッコウキスゲの群落があった事を夏になると思い出します。

日光黄菅の字の通り、黄色や山吹色の直径7㎝ほどの百合に似たラッパ状の花。一日咲くとしぼんでしまう一日花で、一本に7~8個のつぼみを付けて、次々と咲かせます。そんなところから花言葉は「日々あらたに」となったようです。

栃木県の日光に群生地があり、その名が付きましたが、花は本州中部以北に広く分布します。江戸時代はゼンテイカやセッテイカと呼ばれていましたが1896年に牧野富太郎博士が前記の二つと合わせて「ニッコウキスゲ」を和名として発表して以降この名でよばれるようになったそうです。

何と言っても目立つ黄色と群生する数で、夏の高原の主役に躍り出るこの花。長野のビーナスライン沿線に、尾瀬に、日光に鳥海山に等々、あちこちで夏へのカーテンコールとあなたを待っていることでしょう。浜北支店 M

お弁当 ニッコウキスゲに向き合ひて(石鏡)

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