医師会訪問看護ステーションで上田法セミナー

11月7日(火)医師会訪問看護ステーションに、1日の訪問の仕事を終えた看護師さんたちが集まってくださり、「訪問でのらくなーるの施術を知っていただく会」をさせていただきました。
以前、らくなーるのスタッフだった藤井さんが現在利用している豊橋の医師会訪問看護ステーションの担当看護師さんに声をかけてくれたのがきっかけでした。

セミナーには、12名の方が参加してくださいました。
普段は「AZPの実験」や「腰痛講座」がセミナーのテーマになることが多いのですが、今回は「上田法治療」がテーマでした。

らくなーるが訪問の事業を始めて6年目になりますが、脳性麻痺児や成人の脳血管障害後遺症などの運動障害としてみられる「痙縮(けいしゅく)」に対して「上田法治療」が大変効果があることを昨年から少しずつ実感しているので、興味をもっていただける方には是非知っていただきたいと思い、「上田法体験会」を提案させていただきました。

高齢の方を中心に行なってきた「西村式リラクゼーションテクニック」に加え、上田法治療を取り入れたことでらくなーるが行なっている「動かすマッサージ」がさらにレベルアップしてきています。

今回はベッドではなく、床にクッションフロアを敷き、そこでおなじみの「下肢のマッサージ体験」を片足1名の方に受けていただいた後、上田法の5つの基本手技の1つである肩-骨盤法(S-P法)を片側のみさせていただきました。
上半身は右にひねり、骨盤は左にひねり、雑巾しぼりのような形になりますが、受けている方には痛みや不快感のないような適度な力を加え3分間保持します。

下肢のマッサージ体験

上田法の体験

これにより背骨の周りの筋緊張がとれ、柔らかくなります。
脳や脊髄の損傷により自分の意思に反して体が突っ張ったり硬くなったりする方には「柔らかくなった」と喜ばれています。
また機会があれば、上田法の他の手技もご紹介できたらと思います。
医師会訪問看護ステーションのスタッフのみなさん、ご参加ありがとうございました。
(服部)

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