デイホーム和実さんでセミナー

12月11日(月) 豊川のデイホーム和実(なごみ)さんで体操&マッサージ体験会をさせていただきました。
和実さんは、今年2月にオープンしたばかりのデイサービスで、代表の松本さんとは11月にお目にかかったばかりでした。
デイサービスの利用者さん8名とスタッフ5名が参加してくださいました。

らくなーるの紹介と訪問マッサージの仕組みを説明させていただいた後、椅子に座っての「ストレスフリー体操」を行いました。
この体操は、らくなーるが訪問マッサージで大切にしているAZPの姿勢で行う体操です。

呼吸を整えるための「2段式呼吸」、肩甲骨の周りの筋肉を動かし上半身や腕の筋肉を刺激する「わき腹トントン体操」、下肢の血行をよくし、体重負荷がかけられる「太ももトントン体操」などをみなさんといっしょに行いました。
このとき大切なのが、手のひらを上向きにしてわき腹や太ももをたたくことです。
筋肉もねじれることなく、よく動くことを実感していただけたと思います。

マッサージ体験は、利用者さんにクッションフロアの上に寝ていただいて行ないました。
左片麻痺の方には、左足のリラクゼーションテクニックを受けていただきました。
足が軽くなるというところまではいかなかったようですが、可動域は広がりました。

マッサージ体験

また、スタッフ1名と利用者さん1名には、上田法でもっともよく使われる肩-骨盤法(SP法)を体験していただきました。
どちらかの肩を少し持ち上げ、肩と反対側の骨盤を回旋させて、雑巾しぼりのような形をつくって3分間保持します。
脳性マヒや脳血管障害の後遺症により起こる痙縮(けいしゅく)状態に効果がある施術法です。

スタッフの方は腰椎が前腕していて、腰の下に手が入るくらい浮いていましたが、施術後は床に腰がつくようになっていました。
利用者さんは体中が暖かくなったと喜んでおられました。
片側だけの施術でしたが効果を感じていただけました。

見た目はかなり大胆なSP法ですが、実際受けてみると意外に気持ちがいいものです。
利用者さんとスタッフの方が和気あいあいと言葉を交わされ、楽しい60分でした。
ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。

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