8月3日(土)豊橋のらくなーる本部での技術研修に、マッサージ師11名とパートナーが4名参加しました。
4つの班に分かれ、AZPの実験や、らくなーるが普段訪問時に行っているリラクゼーションテクニックの技術を再確認しました。
本部と支店のマッサージ師がこんなにたくさん集まって、技術交換するのは本当に久しぶりです。
関節を動かす時、方向や強さが丁度よいと気持ちがいいし、わずかでも方向がずれていたり、強かったり弱かったり、早かったり遅かったりすると不快だということをお互いに施術しあいながらチェックしていきました。
いつの間にか自己流になってしまっていた技術を改める機会になりました。
マッサージ師には、全盲と弱視という見え方の違いがありますが、利用者さんの状態の確認の仕方や、パートナーからの情報の取り方の確認もできました。
全盲の場合は、利用者さんの姿勢や表情など、パートナーが目で見たことを伝えることで施術がスムーズにできますが、これがらくなーるの施術でとても大切です。
新しいパートナーにはこのことが伝えられたと思います。
最後は、トランスファーテクニックの復習。
自分で寝たり起きたりできない利用者さんを、施術者の力だけで座らせたり寝かせたりする方法です。
力ずくで起こすのではなく、方向に気を付けながら固定をしっかりすれば楽に寝起きができます。
座位の施術を大切にしているらくなーるにとって、この技術も欠かすことができません。
あっという間の3時間でしたが、情報共有と技術の確認のための貴重な時間でした。(服部)