これまで運動と食生活の見直しで、
貯筋(筋肉を貯める)と投脂(脂肪を投げ捨てる)で
健康で長生きしましょうとお話してきましたが、
体重はどれくらいを目指せばいいのでしょうか??
世界保健機関(WHO)は、体重(kg)を身長(m)で2回割った
「BMI」の値が20から24であれば健康、26以上が肥満、
18.5以下を飢餓の状態としています。
毎日できれば同じ時間に体重をはかりましょう。
体重と一緒に体脂肪率が測定できる体重計もあるので、
体重と体脂肪の両方がわかれば、
食事や運動の内容も考えることができます。
缶ビール1ケースくらいの予算で、
体重計と血圧計が購入できますよ。
体脂肪率は諸説ありますが、
男性で26%、女性で30%以上が肥満と言われています。
ただ男性はいいのですが、女性は13%を下回ると
体に変調をきたすので、無理なダイエットには気をつけましょう。
さてと、身長171cmの吉見の今朝の体重は、53.3kg、
体脂肪率は8%でした。
有酸素系のなんちゃってアスリートとしては、体脂肪率は
こんなものですが、BMIが18.5を下回っているので、
筋肉が足りないことがわかります。
今以上にたんぱく質を食べて、筋トレをしたほうがよさそうです。
できるなら、体脂肪率はこのままに、
体重を58kgくらいにしたいと思っています。
マラソンを楽しんでいる今の私の目標は、
70歳くらいまではフルマラソンやウルトラマラソンを走りたい。
80歳くらいまでは、10kmで80分制限の地元のレースを完走したいと思っています。
そのためにも、日常をしっかりと目標をもって過ごしたいと思っています。
これまでシリーズでマッサージ師の立場から、
生活習慣病のリスクを避け、サルコペニアを先送りして、
元気に長生きすることを考察してきました。
長い間お付き合いをありがとうございました。
以前呼吸するだけで筋トレができてしまうブローインを紹介しましたが、
フランクはじっとしてるだけで筋トレになります。
ただし、あまり楽ではありません。
うつぶせの状態からひじとつま先で体を支えます。
肘は肩の真下、肩からかかとまで一直線になるようにします。
この姿勢を1分とどめます。10秒休んでもう1回。
全身の筋肉が適度に緊張するので、
効果も全身に期待でき、転倒予防になります。(蒲郡支店 吉見)