バードウオッチングその1 おしどり(鴛鴦)

日本列島にこの冬の最強寒波が来ていた1月24日に奥三河を訪ねました。静岡から愛知に入るあたりから雪が舞い始め、設楽に着く頃にはすっかり雪景色となりました。豊鉄の田口線で走っていた電車が陳列してある、木造の真新しい道の駅「したら」でランチタイム。お土産には原木の椎茸をゲットです。
これから目指すのは設楽町田峯という所。豊川の支流の寒狭川におしどりが飛来しているというのです。50年くらい前から地元の方が餌付けをされ、今では「おしどりの里」と云われる様になりました。
そうです。あの「おしどり夫婦」と言う言葉のおしどりですよ。おしどりはいつもつがいで行動をしているので、仲睦まじい夫婦のことをこのようにたとえるようですね。

梅ヶ枝渕におしどりの観察小屋があり、ブルーシートに20㎝x30㎝位の切り込みがありそこからのぞきます。
いました、いました、蛇行した渕の清流に華やかな色彩の鳥がた~くさん水浴びをしています。羽ばたいている鳥、砂場にいる鳥、岩の上に乗っかっている鳥。虹色を体にまとうおしどりの乱舞。本当に豪華絢爛のショータイムです。きれいな色はオス。地味なグレーがメスです。鴨や黄せきれいもいて総勢200羽はいたでしょうか。

近くの小屋にどんぐりがいっぱい。大豆もあります。なんとどんぐりが大好物なんですね。どんぐりで羽のレインボーカラーが出るなんて驚きです。

雪の降りしきる景色の中を、7~8人のカメラマンがシャッターチャンスを狙っていました。会心の一枚が撮れたでしょうか。(浜北支店M)

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