1月23日に豊川市東部福祉相談センターでセミナーを行わせていただきました。この事業所は豊川市東部区域を担当される包括支援センターで、社会福祉協議会の管轄の一つであるため、豊川ウィズ(社会福祉協議会)の職員さんも2名参加してくださいました。
今回は、会社紹介、訪問マッサージの仕組みに続き、らくなーるで取り入れている考え方「姿勢の大事」について説明させてもらいました。よい姿勢とは「AZP(Anatomic Zero Position)、いわゆる解剖学的肢位のことで、頭が体の中心線上にあり、肩甲帯が左右対称で水平に横一直線となり、上肢は肘を伸展させて掌が前方を向き、下肢は大腿骨から足関節まで平行を保ち、足幅が14cmで、足の第3趾が前方を向く姿勢のこととされています。セミナーの中では、立位、坐位、臥位のAZPについて実験を交えながら説明をさせてもらいました。
正しい姿勢、よい姿勢になっていると施術を受けられるご利用者様は関節を正しく動かすことができる、施術する側や介助をするほうも無駄な力を使わずに動かすことができます。臥位(寝た時の姿勢)では、私たちが実際に施術で行っている下肢の関節リラクゼーションテクニックと上肢の関節リラクゼーションテクニックをそれぞれ1名の方に施術体験していただきました。
それぞれ片足、片腕だけのマッサージで施術をしていないほうとの比較をしてもらったところ、「片方だけしかやってもらっていないためバランスが悪い、やってもらったほうは体が暖かくなった。」といったお声をいただくことができました。
脳梗塞の後遺症やパーキンソン病といった神経系の疾患、筋力の低下により体が動かしづらくなってしまわれた方、歩行困難となり外出が難しくなった方、浮腫が強くみられる方などが訪問マッサージの対象となりますのでそんな方がいらっしゃいましたらお声掛けくださると幸いです。らくなーるでは、無料体験(トライアル)を行っておりますのでお気軽にご利用ください。
お忙しい中、貴重な時間を取ってくださり、話を聴いていただいた所長の萩原さんはじめ職員の皆さんありがとうございました。(本部 中西)