7月5日土曜日、30度を超える暑い日に、名古屋市瑞穂区の伊勢ケ濱部屋名古屋宿舎に稽古見学に行ってきました。
浜松相撲教室の子供達15人、父兄、指導者、総勢33人の訪問となりました。
朝、5時すぎにマイクロバスを含む3台の車に、差入れの大量のペットボトルの水、西瓜、ジャガイモを積込み出発しました。7時すぎには到着、子供達はすぐにまわしをして稽古に参加。土俵上では若い番付下位の力士達が基礎練習を行なっており、子供達もそれに混ざって、四股、柔軟、摺り足など指導を受けました。
新しく師匠になられた伊勢ケ濱親方(元横綱照ノ富士)も土俵周りから大きな声で厳しい指導をしていました。子供達や若い衆の稽古後半では、関取衆も顔を揃え、また出稽古に来ていた霧島関も子供達に胸を出していただきました。
子供達の稽古が終わりお風呂に入り、汗と砂を落としたのち、皆でちゃんこをご馳走なりました。名古屋名物の手羽先や麻婆豆腐、サラダ、鶏肉など具沢山の醤油ちゃんこ鍋。子供も父兄もお腹いっぱいになるまでいただきました。我々が食事している時には関取衆が迫力ある稽古をしていました。子供達には見せれないような、激しく厳しい稽古でした。
食事と関取衆の稽古がほぼ同時に終わり、写真撮影とサイン会。一番の人気はやはり静岡県出身の熱海富士関と翠富士関。子供達の最高の思い出になったと思います。でも一番はしゃいでいたのは、お母さん方でした。
また、師匠の伊勢ケ濱親方と稽古中にいろんな話しができました。とても気さくであたたかい方でした。最近は相撲人口が減り、弟子の確保が大変との事。今後は相撲競技の普及に努めましょうと固い握手を交わしお別れしました。気温も高く、稽古も激しく熱い本場所前の一日でした。(浜北パートナー杉本)