石巻中 福祉教室

2月3日 石巻中学校で「福祉の話を聞く会」が行われ、服部が1年生の生徒さん140名余りに視覚障害者の日常生活を中心にお話させていただきました。
石巻中学校は服部が住む校区で、5年前から毎年1年生にお話させていただいてます。
生徒さんが質問をしてくれるので、それに答える時間をできるだけたくさんつくろうと思いながら、今回もちょっとおしゃべりしすぎた服部でした。

自己紹介の中で「らくなーる」で訪問マッサージの仕事をしていることをお話したら、
「訪問マッサージで大変なことは何ですか?」っていう質問がありました。
「目が見えないのにどうやって仕事に行くんだろう」って思って聞いてくれたんだと思います。

らくなーるでは、目が見えるパートナーさんと二人一組になって利用者さんのお宅へうかがうので、困ることはありません。
今は寒い時期なので、「できれば体なんて動かしたくないなぁ・・・」という方に、「どうやって体を動かしていただこうかなぁ」というのが、いちばん工夫していることだと伝えました。

恒例の絵本の読み聞かせは、バリアフリー絵本を作っているボランティアグループ「ぐるんぱ」さんの最新作『グリとグラのお客様』を、生徒さんに手伝ってもらって読みました。
絵本は触ってわかるようになっていますが、この中に出てくるマフラーやオーバー、鏡など、本物の材料を使って作ってあり、本当によくできてます。
「是非触ってくださいね」なんて言っておきながら、触る時間をつくらず帰って来てしまったのが残念です。
ごめんなさい!

寒い中、みんな真剣に聞いてくれてますね

石巻中1年生の生徒さんは、2月6日に社会福祉協議会のボランティア実践講座を受けられるとのことで、今週は「福祉ウイーク」だそうです。
点字やガイドヘルプ体験などをしていただけるのは嬉しいことです。

今回も、会社と学校の往復の送迎を先生が快く引き受けてくださったり、校内の移動を代表の男子級長さんが上手にやってくれたり、本当にみなさん、ありがとうございました!!

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