10月8日 汐田小学校6年生の「福祉実践教室」に服部&山口が参加してきました。
まず、80名の生徒さんに全体会で服部がお話をさせていただきました。
車いす・手話・視覚障害者ガイドヘルプの3つが今回の体験だったので、全体会では 「障害によって伝え方を変えることの大切さ」についてお話しました。
目の見えない人には声が大事ですが、聞こえない人には目からの情報が大事だということです。
服部の質問に手を上げていた生徒さんがこの話で元気な声を出してくれて、これが後半のガイドヘルプ体験にもいかされていました。
全体会の後は体験です。
車いす・手話・ガイドヘルプの3つの中から生徒さんは2つを選びます。
服部&山口はガイドヘルプ「かるがも」さんのメンバー小野田さんとガイドの担当でした。
ガイドの体験の1コマ目は、かるがもメンバーの山口が担当!
汐田小学校は教室の前の廊下がとても広くフリースペースになっています。
教室との間仕切りは開閉自由で体験の時は開けてあったので、とてもゆったりしていました。
アイマスクを着けて、見えない体験をしたのですが、少し遊び心をもって、視覚障害者用テニスのボールの投げ合いをしました。
大騒ぎになってちょっと音は聞きにくかったですが、みんなスポンジボールの中のジャラジャラという音を頼りに動いていました。
目が見えないことで聴覚や触覚など普段あまり使わない感覚を使ってもらえたらという試みです。
見えないなりの工夫があることを感じてもらえたでしょうか。
「ガイドは最初から上手にできなくてもいい!」
「声をかけてもらえたら目の見えない人は外を歩いていてとても安心」
というメッセージを残して、あっという間の2コマでした。
汐田小学校の先生、全体会で絵本の読み聞かせを手伝ってくれた生徒さん、 ガイド体験を選んでくださったみなさん、ほんとうにありがとうございました。
またどこかで会えたら嬉しいです!