「ニチイほほえみ」さんでセミナー

らくなーる浜松支店長の樋山です。
5月27日に中区高丘「ニチイほほえみ」さんにてセミナー講師をさせていただきました。
参加者の皆様は、入居者のご家族、施設スタッフ、民生委員、包括ケアマネ、訪看スタッフ、役所の方々など10名の参加をいただきました。
セミナーご参加ありがとうございます。

多くの方のご参加ありがとうございました

今回のセミナーテーマは「認知症予防とリハビリ」です。
寝たきりの人でも運動療法にて、体を動かし血液循環を促せば、脳内活性にもつながり、認知症予防にもなります。
そこで大切なのが「正しい姿勢」でございます。
私たち「らくなーる」はご利用者様の施術の中でリハビリ運動をお手伝いさせていただいておりますが、施術において体の「正しい姿勢」に特に注意をしております。
そこを踏まえて初めに「正しい姿勢」に関係する、人体において重要である「脊柱(背骨)」の説明をさせていただきました。
脊柱はまっすぐではなく、軽くS字をえがいています。
体の一番高いところにあるのが体重の8%の重さもある頭。
その重さや、飛んだり跳ねたりした時の衝撃を背骨が吸収し和らげていることを説明し知っていただきました。
脊柱のS字に外力が加わり続けたり、骨密度低下による圧迫骨折などにより崩れたりすると、体に歪みや痛みや変調をおこし「正しい姿勢」から逸脱いたします。

次に「立位・座位」での正しい姿勢での安定性・力強さを確認していただきました。
正しい姿勢だと「こんなに力が入りやすいんですね!」「安定性がありますね!」などなど。
逆に正しい姿勢を外れると「体が窮屈」「よろけてしまいますね…」などの感想も。

続いて医療保険による「訪問マッサージ」体験へと移り、下肢のマッサージ体験へ。
普通「マッサージ」と聞くと、揉んだり指圧したりをイメージすると思います。
が、そうではなく、固くなった関節を「正しい姿勢」に注意をしながら、「正しい位置」「正しい方向」に動かすことで血流改善を図り、体の動きをよくしていくものです。
ここが「らくなーる」の最もお伝えしたいものでございます。
片側の施術のみではありましたが、施術前と比べると「軽くなり、温かくなったと」「マッサージのイメージが変わりました」など素敵なコメントありがとうございました。

下肢の関節リラクゼーション体験

引き続き実際に施術の中で行っている運動法を紹介。
ここでも大切なのは「正しい姿勢」です。
右手・左手両腕を前後・上下ににゆさゆさ、グルグルといたします。
これは「リハビリ運動」は勿論「肩こり」の改善・予防で「脳内活性」につながるものであります。
私たちが訪問するご利用者さんはご高齢、寝たきり、肢体不自由などで外出するのが難しい方々がほとんどです。
その方々へ、医療に携わる、社会資源の一つとして微力ではありますが「らくなーる」はお力添えになれたらと考えます。

次回のらくなーる浜松セミナーは7月8日を予定しております。
今回セミナーにご参加を頂きました皆様方、有難うございました。

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