6月26日 初めて日曜日の小学校福祉教室へ行ってきました。
パートナーの山口さんが豊橋の視覚障害者ガイドヘルプ「かるがも」さんのメンバーなので、視覚障害当事者として先生から声をかけていただいた服部を一緒に連れて行ってもらいました。
福祉体験に出かけたのは豊橋市立汐田小学校。
この日は両親学級とのことで、朝9時を過ぎた学校は生徒さんだけでなくご両親や入学前の子供さんもいて、たいへんにぎやかでした。
私たちの体験に参加してくださったのは6年生80名の生徒さん。
山口さんを含め4名のかるがもさんといっしょに、前半は視覚障害者のガイドの仕方と注意点、アイマスクを着けての親子ガイドヘルプ体験、ユニバーサルデザインの話を3グループに分かれて行ないました。
後半は服部が、目が見えないので音や声がとても大切だということ、文字は点字を使い触った感覚を頼りに生活しているという話と、絵本の読み聞かせをしました。
3名の生徒さんが手伝ってくださってバリアフリー絵本「ぐるんぱの幼稚園」を読みました。
教室ではなく、フリースペースという廊下より少し広い場所での授業だったので、他の学年の声と交じり合い、少し集中しづらかったですが、参加された生徒さんのお母さんから、とてもよかったと声をかけていただけたのが何よりでした。
その方はお店で働いていて時々視覚障害のあるご夫婦が買い物に来るのでガイドをするそうです。
今回自分がアイマスクを着けて息子さんに手を引かれて歩いたらとても怖かったとのことです。
いつも自分がしていることが正しかったか?と思い返しながら直接服部の話を聞いて今後のサポートの参考になったそうです。
福祉教室で生徒さんだけでなくご両親にも視覚障害やガイドのことを知っていただく時間がとれたのは久しぶりです。
汐田小学校のみなさん、ありがとうございました。
また他の学校でも両親学級があったら出かけて行くのもいいなあと思いました。