7月14日(土)~16日(月)の3日間、岡崎市の「愛知県三河青い鳥医療療育センター」で開催された「上田法治療認定講習会アドバンストコース」に樋山が参加してきました。
上田法は脳性マヒや脳血管障害による痙縮(屈筋と拮抗する伸筋が互いに緊張し関節が硬縮した状態)を緩和させる目的で行なう手技療法です。
昨年9月に、服部先生、吉見先生と3人でベーシックコースに参加し、今回も3日間20時間以上にわたって行われた講習では、5つの基本手技の確認、見直しをし、新たに2手技と基本手技のコンビネーションを習得しました。
また、クライアントに対しての「クリニカルリーズニング(臨床推論)」経験や知識に基づく論理的思考による鑑別と選択の繰り返しの大切さを確認しました。
今回の参加者の方々は、東は東京、西は九州から参加された方もありましたが、なんと国外からも韓国より3名、ドイツより4名の参加がありました。
国は違えど、クライアントのことを思う気持ちは万国共通、上田法がもっともっと理解されて広がればと思います。
まだまだ勉強中で、いかにクライアントに不快・不安・痛みを感じさせることなく、目標の筋肉に対して効果的に操作することに悪戦苦闘ではありますが、一生懸命頑張っております。
浜松支店のご利用者の中にも上田法の対象になる方がいらっしゃいます。
今回の研修の事例相談会ではYさんの施術事例を発表。
アプローチの方法の修正、アドバイスをしていただいたので、実際の施術に早速取り入れ開始しております。
改めて、今回お世話になりましたインストラクター・スタッフの皆様、一緒に参加された皆様、足を引っ張ったところが多々あるとは思いますが、ありがとうございました。(浜松支店 樋山)