10月26日(金)、浜松市南区小沢渡町にある特別養護老人ホーム静光園さんで「姿勢が大事・腰痛セミナー」をさせて頂きました。
静光園さんは昭和48年4月に開設された浜松市では初めての特別養護老人ホームで、社会福祉法人「ひかりの園」が運営母体です。
小児から高齢者まで、広い年代に障害福祉・介護福祉と様々なサービスを展開しています。
昨年8月には同グループのコムニオ湖東さんでのセミナーもさせて頂いております。
この法人の創設に携わったのは、平野綾子さん(故人)という方で、浜松盲学校で先生をされていた方でもあります。
「盲人」のホーム設立の思いありて、法人名称「ひかりの園」、ホームは「静光園」という名前になったと伺いました。
今回は介護スタッフさん、ケアマネージャーさん、看護師さん30名の参加をいただいての勉強会でした。
まずは、AZPという「姿勢の大事」「肩こり・腰痛」のお話のあと、「正しい姿勢」を体験をしていただきました。
手のひらが上向き・下向き、足先が正面・斜め向きと違うだけで体に感じる「安定感・窮屈感・チカラの大小」を実感していただけたかと。
マッサージ体験では上・下肢への片側のみの施術をさせて頂きました。
今回は勉強会でしたので「正しい姿勢」と、そうでない時との「体・関節・筋肉」の動きの大小や違和感を実感していただけるようにあえて施術し、かつ一般のマッサージとの違いをはっきり示させていただきました。
施術後の感想では「筋肉の動きの違いが解りました」「体の揺れ方が違いました」「施術側の足腰が温かいです」「腕・肩が軽いです」と素敵なコメントありがとうございます。
「温かみ」これは体にかかる負担が少なくなり、関節が動きやすくなり正しい「姿勢・動き」になり血流が良くなったためと考えられます。
続いて「肩こり・腰痛予防体操」を紹介させていただきました。
「質疑応答・感想」では、現場職ならではの質問もあり「運動の回数・力加減は?」「頚部の運動法は?」などなど…。
私たちらくなーるが訪問するご利用者さんは、幼少児、成人、高齢に関わらず肢体不自由や寝たきりなどで外出するのが難しい方々がほとんどです。
その方々へ、医療に携わる社会資源の一つとして微力ではありますが、らくなーるがお力添えになれたらと考えます。
改めて今回セミナーに声を掛けていただい渡辺さん、ご参加を頂きましたみなさん、有難うございました。
(浜松支店 樋山)