フェイスシールドと手袋 

1月14日(木)に愛知県に2度目の緊急事態宣言が発令され、
このまま訪問を続けるべきかどうか社内で検討しました。

らくなーるは医療保険を使って麻痺や拘縮などで
体が動かしにくくなっている方の体を動かすお手伝いをするのを仕事としています。

利用者さんにとってマッサージが不要・不急ではないことは分かっていますが
感染拡大を防ぐために自粛したほうがよいのでは…。

そんな時利用者さんのご家族やケアマネージャーさんから
「緊急事態宣言が出ても続けて訪問していただけますよねえ」との問い合わせをいただきました。

待ってくださっている方のところには行かせていただこうと
訪問は継続することになりました。

とは言っても今まで以上に感染症対策をしっかりしようと
施術時にはマスクの他にフェイスシールドと手袋を着けることにしました。
フェイスシールドをつけての施術写真

 

 

フェイスシールドを着けての施術は、
利用者さんとマッサージ師の位置関係がうまくとれず、
フェイスシールドの下部が利用者さんや自分自身の体の一部に当たってしまったり、
弱視のマッサージ師はさらに見えない・見えにくくなる、
声がこもって聞き取りにくいなどなど違和感があります。

 

手袋はビニール製や布製を使いますが
手の感覚に頼る私たちにとっては施術タオルなのか利用者さんの洋服なのか寝具やクッションなのか分かりづらいことがあります。

それでも、施術前と終了時を比べると筋肉がやわらかくなり、
関節がわずかでも動くようになり、
姿勢が整ってきたことが確認できると、
施術させていただけたことに達成感と感謝の気持ちで満たされます。

 

 

利用者さんから「体が軽くなった。」
「痛いと思っていたけど動かせた!」などと言われると
もっとできる事は無いか?と継続の必要性を感じます。

 

 

 

面会制限などで訪問できるところがずいぶん減っていますが、
可能なところには訪問させていただき、
利用者さんの現状維持のお手伝いが微力ながらもできたら幸いです。(服部)

最新情報の一覧に戻る