サイホン式コーヒーメーカー

今回は久々にコーヒーの話です。
皆さんのところではどのような方法でコーヒーを抽出しているでしょうか?
ハンドドリップ・サイホン・フレンチプレス・エスプレッソなど、いろいろな方法があってどれもおいしく抽出できるのですが、私はペーパーによるハンドドリップが最もおいしい方法と思っています。
ところが、全盲の私には、コーヒーがサーバーに落ちる様子を見ながら、お湯の投入を調整することはできず、ハンドドリップはできません。
そこで毎朝のコーヒーは、手軽なサイホン式のコーヒーメーカーを利用しています。

コーヒーメーカーの写真
丸底フラスコにお湯を入れ、電熱のヒーターに載せます。
お湯が沸きかけたら、フィルターをセットし、コーヒーを入れたロトをフラスコに差し込みます。
お湯がロトに上がりかけたらコーヒーとお湯を軽く混ぜます。
お湯が上がって、1分ほどでフラスコをヒーターから降ろし、コーヒー液がフラスコに降りたら出来上がりです。
熱源がアルコールランプなどではなく、電熱なのでとても簡単です。
ペーパードリップと比べると香りは弱くなりますが、雑味が少なく、甘みやコクが十分あっておいしく飲めます。
フィルターがネルという布なので少し手入れに手間がかかりますが、朝のあわただしさを落ち着かせてくれるひとときになります。

 
この器具は、中堅の家電メーカーの品で、量販店で手に入るものですが、本格的にサイホン式を楽しみたいという人にはとてもおすすめです。
興味がありましたらお試しください。(蒲郡支店 吉見)

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