温活

寒い日が続いていますね。子供のころから冷え性だった私は冬がとっても苦手でした。冬眠しちゃいたくなるんです。手足が冷たくてしもやけができて、足の指がひび割れて痛いからお湯で温まることができない!運動して手足が温まっても汗ですぐ冷えてしまう。そんな方はいらっしゃいませんか?

10年位前までは私の体はいつも冷えていて肌の乾燥やかゆみ、便秘・アレルギー性鼻炎など体調不良が多い日々でした。体質改善をしたいと思い、水を飲んだりサプリメントを摂ったり運動したり…。

体に良いと言われることは次から次へと試してみました。おかげで今はこれらの症状がかなり減っています。中でも簡単にできておすすめなのが「温める」です。最近では「温活」という言葉をよく聞くようになりましたが、温めることでこんなにも体調が良くなるなんて驚きです。
気温が下がったり、冷たいものが体の中にあったりすると冷えて筋肉はコチコチになります。丁度冷凍食品のようです。心から冷えているという感じでこうなるといくら暖かな服を着てもすぐには冷えはとれません。

 

足首・手首・首の後ろを温めるのが効果的です。冷える前に、レッグウォーマーやアームカバー・マフラーなどを利用するとよいでしょう。腰や足の甲に直貼り40度のカイロを貼ると冷えてこわばった体が温かくなりこわばりや痛みが軽減します。

お風呂のイラスト

入浴や足湯も効果的です。帰宅後すぐに入浴できないときは足湯をしながら夕食をとったり休憩したりすると体が温まり、疲れがとれます。足湯は40度くらいのお湯に膝から下を入れて、5分から10分、お湯がぬるく感じたら足が温まっています。
訪問マッサージにうかがう利用者さんの中には、麻痺や痺れのために寒さや冷たさが感じられない方がいらっしゃいます。

部屋の気温が低かったりすると筋肉は冷えてコチコチになり体が動かしづらいです。膝から下・肘から先を温めるだけでも冷えが減り体は柔らかく動くようになります。体が寒さを感じる以上に筋肉は冷えています。朝起きて体が冷えないうちに熱を逃がさない工夫をすることで気分よく過ごせるはずです。

 

体を冷やすのは冬の寒さだけではなく食べ物や生活習慣も影響していますが、この冬は手足や首・腰などを温めて過ごしてみてはいかがでしょうか?(本部 服部)

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