今回はガイド歩行の「移動介助の基本技術」〈場面8〉バスの乗降 です。
○乗車
手順
①バスが止まったら、バスに直接乗るか、一旦車道に降りるかを指示します。
②狭い所を通る時と同様の姿勢で乗車口に垂直に近づきます。
③必要に応じて、視覚障がい者の空いている手をステップの手すりに誘導します。
④ガイドヘルパーが先に乗り込み、視覚障がい者が後に続きます。
⑤乗車後は、発車時の揺れで倒れないように、速やかに席へ誘導するか、
吊革・手すりにつかまってもらいます。
*バスがノンステップバスか、段があるのかを伝えます。
*バスのステップは段差が高いので、一段一段ゆっくり上って下さい。
*白杖を所持している場合、手すりを用いないでステップを上るかもしれません。
*視覚障がい者に座席に座ってもらった時、ガイドヘルパーは、自分の立ち位置を伝えて下さい。例:「私は目の前にいますから。」
○降車
手順
①バスが停止したら基本姿勢で降車口へ向かいます。
②ステップに直角に向かって、一旦立ち止まり、必要に応じて視覚障がい者の空いている手を手すりに誘導します。
③ガイドヘルパーが先に降り始め、視覚障がい者が後に続きます。
バスと歩道の距離によって、一旦車道に降りるか、直接歩道に降りるかを指示します。
*バスのステップは段差が高いので、一段一段ゆっくり降りて下さい。
*乗車時には、歩道とステップとの高さと空いている幅を伝えて下さい。「高さ10cm、幅20cmです。」
*降車時にもステップと歩道との距離を伝えて下さい。「歩道まで20cmです。」歩道がなくて車道に降りる時は、そのことを伝えて下さい。
ガイドヘルプ(移動介助)の基本 その11へ続きます。
