上田法治療認定講習会に参加

9月16日(土)~18日(月)の3日間、岡崎市の「愛知県三河青い鳥医療療育センター」で開催された「上田法治療認定講習会」に本部の服部先生、浜松の樋山先生とともに参加してきました。

参加者全員で記念撮影

上田法とは、関節をはさんだ屈筋と、拮抗する伸筋が互いに緊張し関節が硬縮した状態である「痙縮(けいしゅく)」を緩和させる目的で行なう手技療法です。
昨年、永田先生がこの研修会に参加し、その技術の一部を伝達してもらっていて、私はこれまでも紙面で紹介してきたように実践してきました。

3日間、20時間以上にわたって行われた講習では、ただ5つの基本手技を身につけるだけでなく、クライアントに対して如何に不快・不安・痛みを感じさせることなく、目標の筋肉に対して効果的に操作するための技術の習得と、それを行う際の心構えを教えていただきました。

インストラクターの先生、参加者の方と

インストラクターの先生方は、皆さん私たち3人に対して、まさに手取り足取りして丁寧に解説していただき、他の晴眼の参加者からも遅れることなく、最終日には認定書と修了証書をいただくことが出来ました。

痙縮は脳性マヒの方に多く見られる症状で、私の担当する蒲郡支店の利用者さんにも上田法の対象になる方がいらっしゃいます。
また、脳血管障害の高齢者やパーキンソン病の方の一部にも、痙縮の症状と思われる方がいらっしゃいます。
そんな状況の中、私たちはこの研修会で身につけた技術をさらに向上させるように努め、利用者さん一人ひとりとしっかり向かい合って、少しでも期待に応えられるように努力していきたいものです。
(蒲郡支店 吉見)

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