浜松市の静光園さんでセミナー

10月25日(金)、浜松市南区小沢渡町にある特別養護老人ホーム「静光園」さんで「姿勢が大事・肩こり・腰痛」セミナーをさせて頂きました。

静光園は浜松市では初めての特別養護老人ホーム(唱和48年開設)です。
小児から高齢者まで幅広い年代、障害福祉・介護福祉と様々なサービスを展開する社会福祉法人ひかりの園さんが母体です。

昨年に引き続き2回目のセミナーで、今回は介護スタッフ・ケアマネ・看護師、らくなーるから4人と盲導犬のジェムも参加して、総勢30名+ワンでの勉強会でした。

最初に身体の話と、AZPという「姿勢の大事」「肩こり・腰痛」の話のあと、「AZP・正しい姿勢」を体験をしていただきました。
手のひらが上向き・下向き、足先が正面・斜め向きと違うだけで体に感じる「安定感・窮屈感・ちからの大小」を実感していただけたかと。

AZPの実験

マッサージ体験では上・下肢への片側のみの施術をさせて頂きました。
体験をしていただいたAさんは、仰臥位時に背部痛があり両膝が伸ばせない状態での体験開始…。
背部痛があるままでは仰臥位になるのもツライので、痛みの対症療法を少し施し、楽になったところで体験へと…。
「正しい姿勢」と違う時とでの「体・関節・筋肉」の動きの大小や違和感を実感していただけるようにあえて施術し、かつ一般のマッサージとの違いをはっきりさせてみました。
「痛みがなくなりました!」「筋肉の動きの違いが解りました」「体の揺れ方が違いました」「施術側の足腰が温かいです腕・肩が軽いです」と素敵なコメントありがとうございました。

マッサージの体験

質疑応答では、現場職ならではの質問も。
「尖足の方への運動法は?」「膝が伸びない人への対応は?」「仰臥位になれない人の対応は?」などなど…。

時間の都合上、質問の途中でセミナーを終了させていただきましたが、片付をしていると、ご自身のお身体の相談を数人の方から受け、クイック施術をしたり日常生活でのアドバイスなど行いましたが、個人的にはもう少し時間があったらなと…。ごめんなさい。

私たちらくなーるが訪問するご利用者さんは幼少児、成人、高齢に関わらず肢体不自由や寝たきりなどで外出するのが難しい方々がほとんどです。
その方々へ、医療に携わる社会資源の一つとして微力ではありますが、らくなーるがお力添えになれたらと考えます。

改めて今回セミナーに声を掛けていただいた渡辺さん、ご参加を頂きましたみなさんありがとうございました。
(浜松支店 樋山)

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