かるがもさん養成講座

7月1日、豊橋の総合福祉センターあいとぴあで、
視覚障がい者ガイドヘルプボランティア養成講座が行われ、
講師としてお話させていただきました。

 

コロナ禍で開催できるか心配でしたが、
新規受講者さん4名を迎えて歩行訓練士の山本先生・
ボランティアグループかるがもさんのメンバーと
「視覚障がい者の日常生活」についてお伝えしました。

 

目が見えない・見えにくい人が日常生活で困るのは
、読むこと・書くこと・移動することですが、
その解決策として最近ではスマホが役立っていることや、
色の情報を会話に入れながら外出時や買い物のサポートを
してほしいことなどをお話しました。

 

かるがも養成講座の風景

 

いつも好評の紙幣と硬貨の見分け方を今回もやりましたが、
財布を持っていくのを忘れてしまったので
受講者さんにお借りしました。

 

受講者さんに実際に目を閉じていただき、
感覚を確かめながらお金を触って頂きました。

 

紙幣は幅は同じで長さが違うこと、
識別マークがついているが新札でないと分かりにくいこと、
硬貨は穴が開いていたり、ギザギザしているので
見分けられることなどを体感してもらいました。

 

コロナの影響でかるがもさんへの
外出支援の依頼が減っているのでは?と思いましたが、
散歩などの依頼はコロナ流行以前と変わらないそうです。
体力の維持や外出することによりストレス解消が、
かるがもさんのボランティア活動のおかげで
叶っているようでありがたいです。

 

山本先生からは豊橋でも豊川でも
視覚障がいの方からの歩行訓練の依頼があり一人で歩くことを
望む方の支援が行われているとお聞きしましたが、
まだ不十分のようです。

 

かるがもさんのサポートや
自力での歩行などで外出できる方が増えたらいいなあと思います。
新規受講者さんが、かるがもさんのメンバーになってくださって、
またいつかお目にかかれることがあるといいなあと
思いながら会場を後にしました。(本部 服部)

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