職業人講話

10月27日の午後 豊橋市下地町にあるジョブシティカレッジ豊橋校さんで「介護福祉士実務者研修課」の「職業人講話」に講師として参加させていただきました。今年度は、6月に続き2回目の講座です。

今回の受講生は10名。体調不良などでお休みがあり、当日参加してくださった方は6名でしたが、和気あいあいと楽しい50分間でした。介護福祉士と合わせて同行援護の資格も取られるとのことで、目が見えなくても点字やスマホの音声を使って読み書きしたり、白杖や盲導犬での単独歩行、ヘルパーさんの支援を受けて外出ができていることなどをお話ししました。

メインになるのは、らくなーるが訪問マッサージで大切にしている「姿勢の大事」体に負担のかからないAZPを紹介し、体験をしていただきました。立った時のAZPの実験は、足の向きを少し変えただけなのに手に力が入りにくくなることにみなさんびっくりでした。マッサージ体験は、男性1名に左下肢の施術を受けていただきました。ヘルパーさんとして利用者さんをベッドから車いすへ移乗する時や持ち上げなどに役立てていただければと、手の向きを変えるだけで負担が少なくなることもお伝え出来ました。

今回とても嬉しかったのは講義が終わり帰ろうとしたら6月に私の話を聞いてくださった2名の方がガイドをしてくださり、らくなーる本部まで送ってくださったことです。教室から車まで、階段を下り、車に乗るまでの案内と同乗して車から降り、事務所の玄関まで案内してくださったのです。すでに同行援護の資格を取られたそうです。

参加してくださった皆さんが、ヘルパーさんとしてガイドヘルプや家事援助など私たちのサポートをしてくださる日がいつか来るだろうと思うととても心強いです。まだまだお伝えしたいことはたくさんありますが、働く視覚障がい者のことや体が動かしづらい方に訪問マッサージで姿勢を整え動かすお手伝いをしている私たちのことを一人でも多くの方に知っていただきたいです。機会をくださった青木さん、参加してくださった受講者の皆さん、ありがとうございました。(本部 服部)

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