南陽協働センターセミナー

らくなーる浜松支店長の樋山和幸です。
1月21日に、第8回らくなーる浜松セミナーを南区南陽協働センターにて開催しました。
浜松支店スタッフ3名、豊橋本部より応援1名、4人体制にて今年初セミナーの開催でした。

今回は「らくなーる」のご利用者さんも入所している「第二砂丘寮」さんより、ケアマネジャー・スタッフ2名の方々のご参加をいただきました。ありがとうございます。

始めに、医療保険を使った訪問マッサージの説明・仕組みのビデオを観ていただきました。
ビデオの中に出てくる「らくなーる」が施術において特に大切にしていること、『AZP・解剖学的肢位』について説明いたしました。
私たちが施術時に特に注意をして行っている、『AZP・解剖学的肢位』とは?
いかに施術には「姿勢が大事!」かということを体験していただきました。
「立位・座位」でのAZPの時とそれから外れた場合とでの違いを確認していただくものです。
正しい姿勢だと皆様方から「こんなに力が入りやすいんですね!」「安定性がありますね!」などなど。逆にAZPを外れると「体が窮屈」「必要以上に力を入れなければ…」などの感想もありました。
これらは、施術における「体位変換」「移乗動作・トランスファー」に大きく関係してまいります。

AZPを大切に、施術を行っています。

続いて、マッサージ体験へと移り、上肢・下肢に分けてそれぞれ体験していただきました。
普通「マッサージ」と聞くと、揉んだり指圧したりをイメージすると思います。
が、そうではなく、固くなった関節をAZPに注意をしながら、「正しい位置」「正しい方向」に動かすことで血流改善を図り、体の動きをよくしていくものです。
ここが「らくなーる」の最もお伝えしたいものでございます。
片側の施術のみではありましたが、施術前と比べると「軽くなり、温かくなったと」
施術後の素敵なコメントありがとうございました。

その後、私たちが施術の中に実際に取り入れています、運動法を幾つか紹介させていただきました。
ここでも大切なのは「AZP」です。
参加者皆様方とスタッフ一同、右手・左手両腕を前後・上下ににゆさゆさ、グルグルといたします。
これは「肩こり」の改善・予防につながるものであります。
本来の施術の中では、基本は「AZP」にて患者様個々の筋力・関節の具合によって、四肢体幹の補助をしながら運動をいたします。
大切なのは、筋肉・関節は自動運動、他動運動を問わず「正しい方向に正しく運動」をしていれば筋力・可動域の衰えは間違いなく防げるということです。
質疑応答にうつり、「料金は?」「同意書の提出は誰が…?」「同意書はどのお医者様でも書いていただけますか…?」「対象者になるような症状は…?」などなどご意見を頂きました。
今後のより良い「らくなーる」を目指すための参考にさせて頂きます。
私たちが訪問するご利用者さんはご高齢、寝たきり、肢体不自由などで外出するのが難しい方々がほとんどです。
その方々へ、医療に携わる、社会資源の一つとして微力ではありますが「らくなーる」はお力添えになれたらと考えます。
次回のらくなーる浜松セミナーは3月中旬を予定しております。
最後に、今回セミナーにご参加を頂きました、皆様方ありがとうございました。

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