ビギンで盲導犬体験会

4月19日 ビギン主催の「第5回盲導犬体験会」が名古屋市港区の中部盲導犬協会で行われました。
コンパス&らくなーるのスタッフ何人かとその家族で豊橋駅からJRとあおなみ線を使ってのお出かけです。
鬼塚&ディープをよく知る方々にも声をかけさせていただき、40名ほどで出かけるという大移動でした。

10時半過ぎから始まり、午前は講義と訓練センター見学、午後は2班に別れ盲導犬との体験歩行とユーザーの方との交流を行いました。
訓練センターには宿泊のための個室や浴室、洗濯ルーム、談話室などがあり、ゆったりとしていました。
食事も用意してもらえるとのことで、ここなら盲導犬との1ヶ月の共同訓練も集中してできそうな気がしました。

共同訓練中は盲導犬と一緒に生活します。

心配していた雨は、体験歩行が始まる時にはあがっていて、訓練センターの周りを指導員の先生についていただきながら、一人ずつハーネスを持って歩きました。
道を歩いているとき、車があればよけてくれるし、よけ終えたら道の端に寄ってくれるし、白杖で歩くより障害物を気にせず歩けたのが感動でした。
体験歩行をするたびに「盲導犬と一緒に歩く生活がしたいなぁ」と思うのは私だけでしょうか?

指導員の先生は女性が多いです

さあ、体験歩行に出発です!

今回は、目の見える方たちにもアイマスクをして体験歩行をしていただきました。
目が見えない方たちとは違った感想をもたれたと思いますが、盲導犬と歩くというのがどんな感じなのか知っていただけたと思います(アイマスクだと足を1歩ふみだすのも怖いけれど、盲導犬がいてくれたら怖いながらもなんとかなったかな!)。

目の見える人もアイマスクをしての歩行体験です

ユーザーさんとの交流ではディープ&鬼塚さん、イブ&寺西さん(名古屋に住む2人のお子さんのお母さん)が参加者の質問に答えてお話してくださいました。
2人とも6~7年のベテラン(?)ユーザーさんです。
それぞれ日ごろの盲導犬との生活の様子や盲導犬に出会えてよかったことなどを話してくださいました。 排泄・ブラッシング・餌やり・健康チェックなどお世話は大変だと思いますが、出かけられる場所が増えたり、やりたいことが叶ったり子育てがらくらくできたりとお二人とも充実した日々を過ごしていらっしゃるようです(ディープが豊橋に来てくれたから、らくなーるができたんです!)。

ユーザーさんのお話を聞きました

今回はビギンでの5回目の盲導犬体験会でしたが、遠くまで出かけていく計画にも関わらずたくさんの方が参加してくださったこと、訓練師の先生方が4頭の盲導犬を使って体験歩行をさせてくださったことで目の見える方にも体験の機会があったこと、充実した1日になりました。
みんなで訓練センターを見学できて、本当によかったです。

中部盲導犬協会のスタッフのみなさん、お世話になり、ありがとうございました。

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