舞阪協働センターセミナー

らくなーる浜松支店長の樋山和幸です。
先日5月13日に第10回らくなーる浜松セミナーを西区舞阪協働センターにて開催いたしました。

浜松支店スタッフ3名、豊橋本部より応援1名にてセミナーの開催でした。
今回のセミナー参加者は、地元の自治会長、敬老会長、社協スタッフの3名のご参加をいただきました。
皆様セミナー参加有難うございます。

まず始めに医療保険を使った訪問マッサージの説明・仕組みのビデオを観ていただきました。
ビデオの中にも出てくる「らくなーる」が施術において特に大切にしていること『AZP・解剖学的肢位』について説明いたしました。
私たちが施術時に特に注意をして行っている、『AZP・解剖学的肢位』とは?
いかに施術には「姿勢が大事!」かということを体験いただくものです。

「立位・座位」でのAZPの時とそれから外れた場合とでの違いを確認していただくものでございます。
正しい姿勢だと「こんなに力が入りやすいんですね!」「安定性がありますね!」などなど。
逆にAZPを外れると「体が窮屈」「痛い部分が現れますね・・・」などの感想も。
これらの違いは、施術において力の伝わり方・動きのスムーズさに大きく関係してまいります。

引き続き、私たちが施術の中に実際に取り入れています、上肢の運動法を幾つか紹介させていただきました。
ここでも大切なのは「AZP」です。
右手・左手 両腕を前後・上下ににゆさゆさ、グルグルといたします。
これは日常生活の上では「肩こり」の改善・予防につながるものであります。
本来の施術の中では、基本は「AZP」にて患者様個々の筋力・関節の具合によっては、四肢体幹の補助をしながら運動をいたします。
大切なのは、筋肉・関節は自動運動、他動運動を問わず「正しい方向に正しく」運動をしていれば筋力・可動域の衰えは間違いなく防げると云うことです。

下肢の関節リラクゼーション体験

続いて、マッサージ体験へと移り、今回は参加者皆様に下肢へのマッサージ体験をしていただきました。
普通「マッサージ」と聞くと、揉んだり指圧したりをイメージすると思います。
が、そうではなく、固くなった関節をAZPに注意をしながら、「正しい位置」「正しい方向」に動かすことで血流改善を図り、体の動きをよくしていくものです。
関節リラクゼーションです。
ここが「らくなーる」の最もお伝えしたいものでございます。

片側の施術のみではありましたが、施術前と比べると「軽くなり、温かくなったと」 「マッサージのイメージが変わりました」「初めて受けるマッサージですね」など、 施術後の素敵なコメント有難うございました。

私たちが訪問するご利用者さんはご高齢、寝たきり、肢体不自由などで外出するのが難しい方々がほとんどです。
その方々へ、医療に携わる、社会資源の一つとして微力ではありますが「らくなーる 」はお力添えになれたらと考えます。
次回のらくなーる浜松セミナーは7月中旬を予定しております。
改めて今回セミナーにご参加を頂きました、皆様方有難うございました。

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