９月１５日、蒲郡市民会館にてセミナーを行いました。
今回はケアマネージャーさんと、脳性まひの障害者の家族の方に参加していただきました。
ビデオによる会社の説明と、ＡＺＰについて、立位と座位にて体験していただきながら姿勢の大切さと、私たちの行うマッサージの基本的な考えについてお話をさせていただきました。
そして、実際にマッサージを体験していただいた後の質疑応答で、脳性まひの方ご家族から
「うちの子は軽作業をするために毎日作業所に通っているが、手作業だけであまり体全体を動かす事が少なく、姿勢も悪くなり、体も動きにくくなってるようだ。」
とのお話がありました。
この方は両手両足にまひがあり、少し動く方の片手を使って、毎日がんばって作業をしておられるそうです。
しかしこういった作業だけでは、全身を動かすことにはならず、だんだん機能が衰えていきます。
自分で動かすことができない部分は、私たちの行うマッサージが有効だということをお伝えしました。
私たちが日ごろ訪問している高齢者の方々も、多くの方が同じような状況にあります。
私たちは、マッサージがこのような症状に大変有益であること、そして体を動かすことの大切さをもっと多くの高齢者や障害者に知っていただき、利用していただけるように努力していこうと思いました。