パソコン教室をのぞいてみたら

ボランティアサークル「ビギン」では毎月、視覚障害者の方のためにパソコンと点字が学べる教室を開いています。
今日はそのパソコン教室の様子をご紹介しましょう。

毎月第1日曜日の午後1時30分になると「こんにちは!」と7、8人の生徒さんが集まってきます。
先生役のサポーターはビギンのパソコン教室担当6人と、最近は音訳ボランティア「ぴっち」さんにもご協力いただいています。
使用しているパソコンと音声で画面を読み上げるソフトは、デンソーさんの「はーとふる基金」から寄贈いただきました。
多くの方の温かな支えによってパソコン教室も成り立っているのですね。

この教室はちょっとユニークで、誰かが始めますと言うではなく、あっちこっちで話が始まり、画面読み上げソフトの音声がしたり、誰かを呼んだり、と気が付くと授業(?)が始まっています。
他の人が見たら「このうるさい中でいったい何やってんだろう」とびっくりされると思います。
でも慣れてくるとこの雰囲気と喧噪がたまらなくいいんですよ。
ワイワイガヤガヤ! あちこちで始まってますよ

これは画面を音声で読み上げるソフトです

なんだがいい加減な教室のようなのですが、実はインターネットとメールの操作、宛名登録やハガキ作り、最近ではタブレットの利用もやっています。
自分のやりたいことがあればそのグループに入って教えてもらったり、逆に教えたり、たまには一人で音楽を聴いたり。
自分がしたいことを自由にやる、あっという間の2時間です。
皆さんもこの輪の中に入りませんか。
利用者さんはもちろん、ボランティアさんも募集しています。

パソコン教室:毎月第1日曜日 13:30~15:30
場所:豊橋市前畑町のあいトピア2階の作業室

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