岡崎市内の観光に出かけて

去る5月8日に愛知県盲人福祉連合会青年部と女性部の共催で「春の社会見学~岡崎~」が開催されました。愛盲連としては今年度最初の外出行事で、付き添いなどを含めて26名の参加がありました。
今回は岡崎市内の観光ということで、まずは岡崎と言えば八丁味噌、カクキュー八丁味噌の郷の見学をしました。コロナ禍でありますので、味噌蔵の中へは入ることができませんでしたが、ガイドの方が入り口を開けてくださり外からの見学となりました。残念ながらあまり味噌のにおいを感じることはできませんでした。(発酵食品のためもう少し気温が上がるとにおいが出てくるそうです)。

それから資料館の中を説明してくださいました。八丁味噌が誕生したのは戦国時代まで遡るそうで、今川義元の家臣であった早川久右衛門(きゅうえもん)という方により作られました。

八丁味噌という名前は徳川家康生誕の岡崎城から西へ八丁(約870m)離れた八丁村というところで味噌づくりを始めたからだそうです。また味噌ができるまでに2年かかることや他の味噌との違いなどについて学ぶことができました。見学の最後に味噌ソフトクリームをいただきました。

バニラアイスがベースになっておりそこに味噌パウダーがかかっていて、味噌の風味の中に甘いバニラの味がするといった感じでしょうか。

次に向かったのが岡崎公園です。味噌蔵から歩いておよそ10分くらいで到着しました。グループごとに昼食を済ませた後は公園内のガイドツアーに申し込みをしていたので岡崎市観光協会の方の説明を聴きました。

岡崎公園の写真

岡崎は徳川家康生誕の地であり家康公にまつわる様々な史跡が公園内に存在していました。見学の中で印象に残っているのは、家康の産湯に使ったと言われる井戸が存在しており現在でも使える状態に保たれていることが衝撃的でした。

ゴールデンウィーク最終日のこの日も公園には多くの方が訪れており、和太鼓フェスティバルも開催されていたのでそれもよい効果音になっていた気がしました。
引き続きの感染症対策を取りながらのイベント開催でしたが、初夏を思わせるような日差しのもと良い一日となりました。(本部 中西)

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