5月22日愛知県立岡崎盲学校の生徒さんの「就労先見学」にらくなーる本部から鬼塚部長と服部がオンラインで参加しました。岡崎盲学校の生徒さんは高等部保健理療化と専攻科理療化の2年生4名で20代から50代のマッサージ・鍼灸の資格を取るために勉強している方たちです。岡崎盲学校からは何年か前から2年生が卒業後の進路の参考にと見学に来られていましたが、コロナ科でここ何年かはオンラインで行っています。
会社紹介、医療保険を使った訪問マッサージのこと、日々の勤務内容などの説明の後、生徒さんや先生からの質問タイムへとすすみました。みなさんの関心が高かったのは「パートナーの仕事に関して」でした。慣れないところで仕事をすることへの不安は、パートナーが訪問先までの送迎だけでなく、室内でもサポートしてくれる仕組みなので室内の様子や利用者さんの表情など知ることができ、必要に応じて代筆や代読も受けられることをお話ししました。
最近の盲学校への求人は訪問マッサージが増えているようですが視覚障がいマッサージ師へのサポートは事業所によってさまざまだと聞いています。質問に答えながら、改めてらくなーるの二人一組での訪問の仕組みの安心と働きやすさを再確認しました。今回参加された生徒さんの多くが中途で視力が低下したそうですが、次の選択肢としてマッサージの資格を取ろうと勉強しているとすれば、卒業後の仕事が無事に見つかりますようにと祈らずにはいられません。国家試験合格に向けて頑張る生徒さんたちの目標が実現するといいなあと思いながららくなーるのことをお話しさせていただきましたが、卒業後の参考にしていただけたら嬉しいです。
